実験廃液の排出方法

1. 廃液タンクへの実験廃液の投入には手順があります
2. 廃液タンクの満量は18リットルです(ただしA-1廃液は10リットル)
3. 廃液管理システムを通してセンタに廃液の処理申請をしてください
4. 誤った区分の実験廃液を廃液タンクに投入してしまった場合
5. センターに処理申請をして「差戻し」になったら
6. 廃液タンクの廃棄について
7. その他の注意事項


1.廃液タンクへの実験廃液の投入には手順があります
  実験により生じた廃液は,全て廃液タンクに入れてください.決して流しには捨てないでください.器具をアセトンやメタノールなどの有機溶媒で洗浄した場合は,器具に残った有機溶媒も流しに流さず,少量の水などで洗い流し全て廃液タンクに入れてください(この場合の廃液は水が混入していますので水を含んだ廃液区分になります).廃液タンクへの実験廃液の投入は以下の手順になります.

(1) 実験廃液を廃液タンクに投入する前に分別しておく必要があります.まず実験廃液を密封できるビーカーなどの一時溜め容器に保管し(図3),「実験廃棄物の分別収集区分表および実験廃液の分別収集区分のための早見表」で区分を確認した後,廃液タンクに投入してください.なお,原則,実験廃液が生じる都度,「区分確認→廃液タンクへの投入」を行うようにしてください.
 廃液の種類によっては,pHや内容物の濃度に制限があります.廃液タンクに廃液を投入する際には,その都度中和や希釈などの処理を正しく行ってください.固形物が混入している場合,センターでの処理に支障をきたすおそれがありますので,必ず濾過等で取り除いてください.なお,濾過物は固形物のため廃薬品になります.
(2) 廃液区分を確認したら,廃液をタンクに投入する前に,内容物や量を廃液管理システム上に登録してある廃液タンクに対して入力して下さい(投入明細).
(3) 廃液管理システムに入力した実験廃液を該当する廃液タンクに投入します.
廃液の区分等で不明な場合にはセンターホームページの「廃液相談メールフォーム」または「廃液相談FAXフォーム」からセンターにお問い合わせください.  


                                                      図3

2.廃液タンクの満量は18リットルです(ただしA −1廃液は10リットル)


図4

  廃液タンクが満量になったら廃液管理システムで「満タン登録」を行います.「満タン登録」を行うと,廃液の投入に関する入力ができなくなりますので,満タン登録の前に以下の点を確認してください.
(1) 廃液タンクの満量は18リットル(A-1廃液は10リットル)です.その場合の液面はタンクの投入口から2〜3センチ下になります(図4,クリックで拡大).この状態で排出してください.廃液タンクの投入口まで液面が達している状態は,輸送中や蓋を開けた際に漏洩する危険性がありますので絶対に避けてください.万一,廃液を廃液タンクに入れすぎてしまった場合には,灯油ポンプ等で廃液を適量まで抜き出してください.なお,廃液タンクが満量となっていなくても,廃液処理の申請を行って頂いて構いません.
廃液タンクに廃液を過剰に入れてしまった場合(18または10リットル以上)には,以下の手順に従ってください.


図5

 (i) 過剰に入れた分の移し替え先の廃液タンク(同一区分)を用意す
   る.なお,新しいタンクを使う場合には,廃液管理システムにタン
   クの登録をする.
 (ii) 灯油ポンプで廃液を抜き出し,移し替える(図5,クリックで拡大).
 (iii) 移し替え先の廃液タンクに投入した廃液の成分と量が分かる範
   囲で廃液管理システムに入力する.この廃液タンクには引き続き
   廃液を投入できます.
 (iv) 廃液を抜き出した調整後の廃液タンクの液量とシステム上の液量を一    致させる(下記(2)参照).
(2) 廃液管理システムの「投入明細」を参照し,実際に廃液タンクに入っている廃液の量とシステム上の総投入量が同じであることを確認してください.もし異なっている場合には,「投入明細」の投入量に誤りがあった可能性があります.量の入力に誤りがあった物質が不明の場合には,システム上でその廃液タンクに投入されている最も量の多い物質の投入量を加減して,廃液タンクに入っている廃液の量とシステム上の総投入が同じになるように量を合わせてください. システム上で「満タン登録」を行ってしまうと,投入量の調整ができなくなりますので,上記の確認は「満タン登録」の前に必ず行ってください.満タン登録後に誤りに気づいたら,正しい液量を伝票作成時にコメント欄に記入してください.
(3) 廃液管理システム上で満タン登録を行います.


3.廃液管理システムを通してセンターに廃液の処理申請をしてください


図6


  廃液管理システム上で該当する廃液タンクの「満タン登録」と「伝票作成」を行った後,センターへ処理の「申請」を行ってください.「申請」ボタンをクリックすると,完成された伝票(図6,クリックで拡大)が出ますのでそれを印刷してください.これでセンターに処理申請したことになります.なお,「伝票作成」は排出責任者の限定機能となります.センターで処理申請された伝票の確認を行い,問題がなければ後日回収の日程を,所属先の事務を通してお知らせします.廃液保管庫に移す前に,完成した伝票を印刷して廃液タンクに貼り付けてください.もし伝票を紛失したり印刷を忘れた場合でも繰り返し印刷できます.(それ以降伝票を印刷する場合には,「処理状況」のボタンをクリックして印刷したい管理番号をクリックすることで印刷可能です)                          

4.誤った区分の実験廃液を廃液タンクに投入してしまった場合
 処理申請前に誤った区分の実験廃液を廃液タンクに投入したことが分かった時点で,実験廃液の区分を変更して頂くことになります.以下の手順に従って,廃液タンクの変更を行ってください.

(1) 誤って廃液を投入してしまった廃液タンクの管理番号を控える.
(2) 誤って廃液を投入してしまった廃液タンクの「投入明細」を廃液管理システムからダウンロードする.
(3) 正しい区分の新しい廃液タンクを準備して,廃液管理システムに登録する.
(4) 正しく登録された廃液タンクに,すべての廃液を移し替える.(移し替えの方法は以下の差戻しへの対応5(1)を参照)
(5) 正しく登録された廃液タンクに対して,ダウンロードした廃液タンクの「投入明細」を入力し,満タン登録および伝票作成をする.(日付は異なりますが構いません)
(6)正しく登録された廃液タンクの処理を申請する.
(7) (1)で控えた管理番号の廃液タンクを削除する.
 処理申請を行った後は廃液タンクの削除はできません.「廃液相談メールフォーム」から誤って実験廃液を投入した廃液タンクの管理番号をお知らせください.一度差戻しをしますので,下記5の手順で正しく再申請してください.


5.センターに処理申請をして「差戻し」になったら
 センターでは,申請のあった廃液の「投入明細」と廃液依頼伝票を確認し,内容物による廃液区分の誤りなどの不備があった場合には申請の「差戻し」をします.以下の手順に従って,再申請を行ってください.廃液管理システムの「差戻し」理由の主なものおよび再申請手順は以下のとおり.
(1)分類変更
(2)誤った区分の管理番号
(3)管理No.登録間違い
(4)PRTR登録
(5)廃液量超過(18リットル以上または10リットル以上)
(6)溶媒登録漏れ
(7)pH調整不備


6.廃液タンクの廃棄について
 廃液タンクの廃棄は,数量を調査した上で,年一回程度処分業者へ委託しています.廃棄を依頼する場合は,所属先の事務へお問い合わせください.下記に該当する場合,廃液タンクは廃棄しなければなりません. 


図7


(1)破損・劣化: 廃液タンクの経年劣化によりひび割れを起こしたり,破損している.
(2)内容物分類違い: 指定廃液タンクと中身に相違があり,移し替えた後の空タンク.(例:F−1(青)廃液として申請したが,C−1廃液に変更になった) (3)耐用年数超過: 廃液タンクの製造年月から10年以上経過しているもの.本学では,廃液タンクの耐用年数を「10年」としています.廃液タンクの製造年月を確認するには図7(クリックで拡大)参照.
(4)その他: 時折センターで指定している廃液タンク以外のタンクを使用している場合がありますが,このようなタンクは使用しないでください.


7.その他の注意事項
(1)廃液に関して不明な点は,センターホームページの「廃液相談メールフォーム」に入力するか「廃液相談FAXフォーム」でお問い合わせください(廃液分類,廃棄方法,事務手続き).
(2)廃液管理システムに関して不明な点は,センターホームページの「廃液管理システムに関する相談メールフォーム」に入力してください(ID・パスワード,タンク登録,廃液投入入力・満タン,伝票作成,差戻し,事務手続き).
(3)処理が完了したら,廃液タンクは返却されます.返却されるまで原則として約1ヶ月ほどかかります.
(4)薬品管理,高圧ガス管理システムの相談窓口は,各部局の危険物質総合管理システム担当者となります.

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